演奏者のプロフィール

ヴォーカル:古田 照美(ふるた てるみ)

大阪府出身。1990年、ホテル日航大阪ジェットストリームのハウスシンガーとしてプロデビュー。その後関西の主たるJazzclub、LiveHouseで活躍する傍ら、CATミュージックカレッジ専門学校で後進の育成につとめ、ゴスペルワークショップの主宰を担うなど、その実力は多岐に渡って発揮されている。Jazz、Pops、Gospelなどジャンルにとらわれる事なく繰り広げられるそのステージは見る者を魅了して止まない。

ベース:魚谷 宣正(うおたに のぶまさ)

1964年生まれ・12歳からギターを、14歳からE.bassを弾き始める。20歳で西山満氏に師事、それまでのE.bassをW.bassに持ち替え、’87年からプロ活動を開始する。’89年の富士通コンコードフェスティバルで Ray Brown トリオのツアークールを務めたのを機に親交を深め、そのスタイル、人間性に傾倒し、踏襲する。現在、津田清 with Topmen、 小曽根 実 Trio、 宮川 彪 Experts、 Jive Pipe Bigband、 など、関西を代表するユニットにレギュラーベーシストとして参加する他、自ら率いる魚谷のぶまさ Trio、また、E.bassでは、70’s〜80’s Disco music を踏襲するNotes of Joy を結成する。また、FMのDJからイベントコーディネーターまで、その才能は多岐に渡って発揮されている。

ドラムス:田中 ひろし

宝塚市生まれ尼崎育ち。尼崎市立尼崎東高等学校吹奏楽部で、全国大会を経験、在学中17才で、ジャズピアニスト件父親の田中正二(P)トリオで、プロデビュー。その後、高橋俊男(P)トリオ、田中武久(P)トリオ、小林マサル(B)トリオ、そして近秀樹(P)トリオを経て上京。上京においては、高橋俊男トリオで活動中に毎月共演していた故 鈴木博(Vo)氏との出会いがきっかけ。1983年 上京後、市川秀男(P)カルテットに参加、全国各地のジャズフェスティバル、ライブハウス、CM、ラジオ、TV等で活動。その間、岡田愛詩(As、Vo、11PMという番組でテーマソングを歌っていた方)、近藤律子(P)のレコーディングにも参加。上京から5〜6年の間に2度の渡米を機会に帰阪。1991年 大阪ブルーノートにてジャズ界の巨匠アート・ブレーキー急病のため、急遽、代役で1週間のステージを務める。メンバーはジャポン・ジャクソン(Ts)、ブライアン・リンチ(Tp)、そして高橋俊男(P)、宮本直介(B)、中山良一(B)等。尚、ブルーノートのナイトギグでは当日のゲストプレーヤーと数多くセッションしたが、特にジョージ・ベンソン(G)とのセッションは印象的であった。現在、宮本直介(B)クインテット、山口武(G)カルテット、鍋島直てる(Vib)カルテットをメインに京阪神を中心にジャズライブハウスで活躍中。
1998年 今出哲也(P)リードアルバム「I Made No Standards」に参加。 1999年 鍋島直てる(Vib)リードアルバム「When I Grew Too Old Dream」に参加。 2000年 宮本直介(P)リードアルバム「Gotta Get Ready」に参加。

ピアノ:高岡 正人(たかおか まさひと)


1964年(昭和39年)1月5日 大阪生まれ。幼少から奈良に育ち、音楽教室に通い、電子オルガンを学ぶ。小学生時代に作曲なども手がけるようになる。中学生のころからハービー・ハンコック、ジョン・コルトレーン、チック・コリアなどのジャズを好んで聞くようになり、独学でピアノを始める。高校時代には松田昌氏、金子敏男氏、田中克彦氏、沖浩一氏のレッスンをうける。この頃より親しい友人らとともにバンド活動を始める。県立奈良高等学校を卒業後、関西学院大学理学部物理学科に入学。在学中より京阪神のライブハウスやクラブなどで演奏活動を始め、19才の時に高谷和郎(Ts)クァルテットに入り、リハーサルを始める。また、神影孝雄とブルーナイツにも参加する。卒業後、村上孝(Ds)トリオに入り、大阪での鈴木勲(Pb)グループに参加し、この頃より関西の著名なミュージシャンと共演するようになる。また、海外より来日したカール・アレン(Ds)、レイ・ブラウン(B)、ハービー・シュワルツ(B)、アル・グレイ(Tb)、ハービー・メイソン(Ds)、オテロ・モリノウ(Sd)、ジャック・マクダフ(Or)、ジミー・スミス(Ds)、グラディ・テイト(Ds)や、カウント・ベイシーやマーサ・エリントン楽団のピックアップメンバー等、数々のアーティスト達とのセッションの経験ももっている。近年、シャンソンのほうも手がけ、出口美保、岡本公平、坂尾彰らとも交流をもっている。 1994年 北村英治(Cl)の中国地方ツアーに参加。 1995年、1996年 ピート・ピーターソン(Harm)のツアーに参加。 1997年 ブレンダン・パワー(Harm)と共演。サンテレビ<ジャズまじろ(石橋敬一)出演。高野巧(和太鼓)らと共演。 2000年3月 大阪ブルーノートにてレイ・ブラウン(B)トリオに参加。 また、1996年から神戸JAZZSTREETにも、自己のトリオで参加している。現在、京阪神各地のライブスポットで活躍中。