王霄峰(ワン シャオフォン)さんのプロフィール

     アルバム「燭影揺紅」のジャケットより

中国北京市生まれ。6歳より、中国東方歌舞団首席胡弓奏者で、
国家第一級胡弓奏者である父 王 全忠に胡弓を学び、後に北京
中央音楽院 教授 張 紹 氏に師事。
1987年来日。千葉大学文学部行動科学科(東洋哲学専攻)卒業。
その後、ホテルグリンタワー幕張に勤務。
2000年に本格的なソロ活動を開始し、これまでリサイタルを中心に
演奏活動を行っている。
中国胡弓の伝統的演奏を重視するとともに、日本の曲、西洋の曲
などの演奏も積極的に手がけ、その透明な音色は多くの人々を
魅了している。
また、他分野とのコーラボレーションも積極的に行い、上田遥による
コンテンポラリーダンスでは、雅染の東儀秀樹、クラシックバレエ
ダンサーの高部尚子、島田衣子、白石貴之らとともに舞台上で演奏、
そしてダンスを行う。能舞台では、重要無形文化財総合指定能楽師
松山隆雄氏、能管の一噌幸弘らとともに新作能を制作、発表。
2001年には、東京の国立能楽堂、横浜能楽堂での史上初の胡弓演奏
を行い、好評を博した。
また作曲も手がけ、2002年には、協和発酵のテレビCM音楽を担当し、
三部作を作曲、演奏。中国における珍しい動物の映像、みなみらんぽう氏
の語りとともにオンェアされている。
2000年4月に初のCD「燭影揺紅」、2002年7月に二枚目のCD「二弦一心」
をリリース。
朝日カルチャーセンター千葉の胡弓講師をつとめるとともに、相模原
松山隆雄能舞台、新宿にて胡弓教室を閑講し、日本における胡弓の普及
に貢献している。

王霄峰(ワン シャオフォン)さんのホームペーシ「胡弓来舞」