『千の風になって』

平和について考えようコンサート

と き  8月7日(日) 14:00〜15:30

ところ  東近江市立永源寺図書館 視聴覚ホール

出 演  関西音楽部用会議

〜開催にあたって〜
 世界各地の戦争や武力紛争により、子どもたちがその犠牲となる状況は、21世紀を迎えても今なお続いています。このような状況に対して、2003年の暮れに絵本作家たちが自分たちの表現手段で平和のために何か発信できないだろうかと語り合い、1冊の絵本を作ることを決めました。
 絵本のタイトルは子どもたちによく知られている歌で、歌詞が絵本のイメージにぴったりだった「世界中のこどもたちが103」に決まりました。
 絵本制作に参加した絵本作家は103名。寄せられた原画は380点以上にものぼりました。いずれも平和への思いのこもったすばらしい作品にできあがりました。今回はそのうち20点を展示します。
 また、8月7日の平和について考えようコンサート「千の風になって」は、絵本『千の風になって』(新井満/文、佐竹美保/理論社)より、命の大切さを訴えようと新井満さんが訳した詩を絵本にしたものです。
 子どもは平和でなければ生きられません。大人の起こす戦争の最大の犠牲者は兵士でなく子どもです。関西音楽部用会議のメンバーの方々の演奏とともに、手から手へ平和の思いがひろがり、21世紀に生きるわたしたちに今できることは何かを考える機会になることを願っています。 

コンサートプログラム
司会  水谷 エンコ

《三重唱》
 WA・和・環・輪
 〈声〉中田 禮子・山口 芳子・三瀬 由美子
 〈ピアノ〉関 由紀

  ♪てぃんさぐの花
  ♪花
  ♪童神〜天の子守唄
  ♪芭蕉布
  ♪島唄    ほか

《ピアノ独奏》
  早田 彩子
   ♪前奏曲(ラフマニノフ作曲)
  
《独唱》
  康瑛 〈ピアノ〉福田 眞理
   ♪ほうすけのひよこ(谷川俊太郎作詞、林光作曲)

《ピアノ独奏》
  早見 公夫
   ♪ジブラルタルの風

《ピアノ連弾》
  中村 雅美・山鹿 その
  「冬のソナタ」より
  ♪はじめから今まで
  ♪マイ・メモリー    ほか

−休憩−

《よみかたり》
  やまびこの会
  「ピカドン 〜だれも知らなかった子どもたちの原爆体験記〜」

《独唱》
  岡崎 恵子 〈ピアノ〉市川 淑子
   ♪千の風になって

  小林 陽子
   ♪リリーマクレーン ほか

《ピアノ独奏》
  藤村 久美子
   ♪戦場のピアニスト より (ショパン作曲)

《箏&ビオラ》
  〈箏〉高槻 鐘三 〈ビオラ〉大岡 佳恵
  ♪離愁

《和太鼓》
  三好 大地
  ♪和太鼓組曲〈月の森に〉神よ眠れ

《さいごに》
 「世界中のこどもたちが」をみんなでうたいましょう